
確実な設置強度
強度が明確な躯体へアンカーを固定することにより、堅固で確実な設置強度が得られるため、ベルベースの標準モデルとして官庁の建物に多く採用されています。本体筒部内側の底板でアンカーを固定するためアンカー頭部の突出部が防水層設置の障害になりません。アンカーボルト設置後に、本体周囲を取り囲む筒状のシャッターを下げて操作窓を塞ぎ、防水施工の下地を作ります。
堅固な固定
アンカーボルトは、強度が明確な躯体の所定深さまで埋込まれるため確実な引抜耐力を得ることが可能。予め穿孔した穴を清掃し、穿孔穴の状態や温度に適した接着剤を注入して、M12またはM16のアンカーボルトを固着させます。
ベルベースA/内アンカー 施工手順
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アンカーガイド板を用いて位置出し。アンカーボルトの設置 | 操作窓からナットの締付 | 高力ボルトの締結 | 設置完了 |
ベルベースA/内アンカー 製品参考図
ベルベースA1/内アンカー/水上用 | ベルベースA1/内アンカー/水下用 | |
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H鋼の設置方向 | 頭部寸法 | 底部寸法 | ||
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ベルベースA/内アンカー 防水層の納まり図
塩ビシート防水
ウレタンゴム塗膜防水
露出アスファルト防水
ベルベースA/内アンカー 設置例
躯体へ直接設置
防水:露出防水
アンカーを躯体へ固着させるため、所定の固定強度が確実に得られる。
躯体へ直接設置
防水:保護防水
保護コンクリートは撤去及び復旧。アンカーを躯体へ固着させるため、所定の固定強度が確実に得られる。
保護コンクリートへの設置
防水層:保護防水 + 露出防水
アンカーを保護コンクリートを貫通させて躯体へ固着させるため、所定の強度が確実に得られる。
ベルベースA/内アンカー 仕様
ベルベースA/内アンカー/水上用 | ベルベースA/内アンカー/水下用 | |
製品番号 | VBA1i H500 | VBA1i H550 |
重量 | ||
全体(kg) | 39 | 41 |
高さ寸法 | ||
全体(mm) | 450〜530 | 500〜580 |
水平寸法 | ||
頭部(mm) | 340×278 | |
水切り(mm) | 330×330 | |
本体(mm) | 250×250 | |
底板(mm) | 250×250 | |
鋼種・厚さ 仕上げ等 | ||
頭部(mm) | 鋼鉄、t 6.0、HDZ55仕上げ | |
連結部(mm) | 鋼鉄、t 6.0、HDZ55仕上げ | |
水切り(mm) | 鋼鉄、t 3.2、HDZ55仕上げ | |
本体(mm) | 鋼鉄、t 6.0、HDZ55仕上げ | |
底板(mm) | 鋼鉄、t 9.0、HDZ55仕上げ | |
シャッター(mm) | 亜鉛めっき鋼鈑、t1.2 | |
ボルト受けバー(mm) | 鋼鉄、t 3.2、HDZ55仕上げ | |
ボルト | 高力ボルト8.8、HDZ55仕上げ | |
本体強度 | ||
耐垂直荷重 | ±30kN(≒3,000kg) | |
耐水平荷重 | 30kN(≒3,000kg) |
※鋼鉄…SS400:JIS G3101またはQ235B GB/T3274-2007 ※めっき…HDZ55:JIS H8641
※高力ボルト…長穴への対応でワッシャを厚く大きくしているため、国交省認定品には該当しない。但し、ボルトおよびナットの寸法強度は認定品(F8T)と同じ