優れた安定性能を発揮
底部が広く、安定性を確保
建物を支えるフーチング基礎と同様に、底部を広くとって頭部に大きな水平荷重が作用しても倒れにくい形状にしています。接着系アンカーボルトを原則として4本(4隅に各1本)又は8本(4隅及び各辺に1本)用いて固定し、地震時や強風時の大きな水平荷重に対応します。
ベルベースの特長
鋼製基礎ベルベースは、コンクリート基礎では叶わない軽量化や、既製品をアンカーボルトで固定するだけのスピーディな施工性等により大幅な工期短縮を実現しています。さらに、頭部の高さ及び水平調整が下地を固定した後にできる「あと調整」方式なので、施工に余裕が生まれると共に、施工精度も高まります。
日本建築センターの評定を取得
新築も、あと施工アンカーで対応
工期短縮
軽量化
防水を熟知した製品設計
換気機構で内部結露の被害を防ぐ
頭部の位置をあとで調整
合理的な構造
長寿命
重いH鋼を楽々、安全固定
乾式工法
断熱ルーフデッキに最適
ベルベースF2 製品参考図
ベルベースF2 H500 | ベルベースF2 H550 | |
VBF2i H500(水上用) | VBF2i H550(水下用) | |
H鋼の設置方向 | 頭部寸法 | 底部寸法 | ||
ベルベースF2 設置例
躯体へ直接設置
防水:露出防水
アンカーを躯体に固着させるため、所定の固定強度が確実に得られる。
躯体へ直接設置
防水:保護防水
既築の保護コンクリートは撤去及び復旧。アンカーを躯体に固着させるため、所定の固定強度が確実に得られる。
保護コンクリートへの設置
防水層:保護防水 + 露出防水
アンカーを保護コンクリートを貫通させて躯体に固着させるため、所定の強度が確実に得られる。
ベルベースF2/外アンカー 仕様
ベルベースF2/内アンカー/水上用 | ベルベースF2/内アンカー/水下用 | |
製品番号 | VBF2i H500 | VBF2i H550 |
重量 | ||
全体(kg) | 52 | 55 |
高さ寸法 | ||
全体(mm) | 500〜580 | 550〜630 |
水平寸法 | ||
頭部(mm) | 331×272 | |
水切り(mm) | 330×330 | |
本体(mm) | 250×250 | |
底板(mm) | 500×500 | |
鋼種・厚さ 仕上げ等 | ||
頭部(mm) | 鋼鉄、t 4.5、HDZ77仕上げ | |
連結部(mm) | 鋼鉄、t 4.5、HDZ77仕上げ | |
水切り(mm) | 鋼鉄、t 3.2、HDZ77仕上げ | |
本体(mm) | 鋼鉄、t 4.5、HDZ77仕上げ | |
底板(mm) | 鋼鉄、t 9.0、HDZ77仕上げ | |
操作窓カバー | 亜鉛めっき鋼鈑、t 1.2 | |
ボルト | 高力ボルト8.8、HDZ77仕上げ | |
本体強度 | ||
耐垂直荷重 | ±50kN(≒5,000kg)、−40kN(≒4,000kg) | |
耐水平荷重 | ±35kN(≒3,500kg) |
※鋼鉄…SS400:JIS G3101またはQ235B GB/T3274-2007 ※めっき…HDZ77/JIS H8641:2021
※高力ボルト…長穴への対応でワッシャを厚く大きくしているため、国交省認定品には該当しない。但し、ボルトおよびナットの寸法強度は認定品(F8T)と同じ